シニア層のアルバイト

近年、60代以上のシニアをアルバイトとして雇う動きが強まっています。皆さんご存知の通り、現在、日本は高齢化問題に直面しています。その中で、この動きは、高齢者の方の活躍を促進するという、非常に大きな意味を持っています。そこで、今回はシニアのアルバイトについて、考えていきたいと思います。

「アルバイトと言えば、若者」と思ってはいませんか? 確かに若者はバイタリティーに溢れ、力持ちで、身体が丈夫な印象が強いと思います。しかし、最近ではアルバイトに対して、あまり熱意を持っていない若者も存在します。すぐにバイトを休むなどの無責任な行為は、お店側に余計なコストを与えてしまいます。それに留まらず、SNSで迷惑行為を自慢するような人も出てきており、若者に対する評価が下がっているのかもしれません。

そのような若者に対し、シニアの人々が優れているところはどこか? 彼らは、豊富な社会経験を通して、前もって社会人としての常識を身につけています。「言われなくても挨拶をする」、「遅刻をしない」など、社会人として、

できて当たり前のことができる

ので、注意しなければいけないことはほとんどありません。その上で、マネジメント能力をはじめとする、若者にはない能力を持っている場合も多く、グループリーダーとしての活躍も期待できます。

もちろん、シニアは、若者に比べて体力的に厳しい面もあり、

企業側からのサポートは必要不可欠

です。6時間以上の立ち仕事は、若者にとっては大丈夫でも、シニアには非常に厳しいものです。人手が少ない時間に短時間だけ働いてもらう、または、座ったままできる仕事を与えるなど、シニアの負担を減らすような工夫をしましょう。また、パソコン関係に弱いのも、考慮しなければいけません。しっかりとやり方を教えるのか、そういった仕事は他に回すのか、企業側がシニアでも快適に働ける環境を企業側が作らないといけないのです。

ここまで、シニアのアルバイトについて考えてきました。これは社会にとって有益なだけでなく、シニアの人々自身にとっても良い影響を与えると言えます。定年退職後も、アルバイトという形で社会に関わることで、ボケを防止できると言われているのです。様々なメリットがあるシニア層のアルバイト、これからもっと増えていくんじゃないでしょうか?